こんにちは。医療機器業界に特化した人材紹介会社で広報をしている私です。
前回の記事では「職種未経験から“命を支える仕事”へ。医療機器業界で働くという選択肢」をお伝えしました。
▼前回記事はこらから
でも、実際にどんな仕事をしているのか、イメージが湧きにくいという声もあります。
そこで今回は、“医療機器営業”のリアルな1日をご紹介したいと思います!
営業職といっても、「売る」というより「支える」仕事。
人と関わるのが好きな方、誰かの役に立ちたいと考えている方にはぴったりの仕事です。
■とある医療機器営業の1日(例:20代・男性・元サービス業)
8:30 病院へ直行
今日は大きな病院で、先生に新製品の説明を行うアポイントがある日。
医療機器営業の多くは、「直行直帰スタイル」。オフィスに寄らず、そのまま現場に向かいます。
9:30 ドクターと打ち合わせ
カテーテルを使う手術の現場で必要とされている新製品について、医師と対話。
「〇〇先生は、このサイズ感を重視しているから…」など、相手に合わせた提案力が求められます。
11:00 手術に立ち会い
営業職なのに手術?と思うかもしれませんが、
実は、製品のサポートのために手術に“立ち会う”こともあるんです。
もちろん、医療行為をするわけではありませんが、医師が安心して製品を使えるようフォローします。
これはまさに、「現場の一員」としての誇りを感じる瞬間です。
13:00 ランチ&移動
移動中に軽くランチ。会社によってはリモートで報告書入力などもここで済ませます。
営業同士で情報交換するSlackやチャットで、わからないことをすぐ聞ける環境も◎。
14:00 クリニックへ訪問・使い方のフォロー
午後は中規模のクリニックへ。
導入済みの製品について、スタッフさんからの使い方の質問にお答えします。
営業というより、**“ちょっと頼れる相談役”**のような立ち位置が喜ばれることも多いんです。
17:00 帰宅 or カフェで資料作成
直帰OKの日は、家やカフェでゆったり資料作成。
「どこで働くか」も自分で決められる自由さが魅力です。
働き方はフレキシブルだけど、患者さんや医療現場に貢献している実感が大きい仕事です。
■営業だけど、“売る”より“支える”がメインの仕事です
医療機器営業って、バリバリ売り込む営業じゃないの?とよく聞かれます。
実際はそうではなくて、
「製品をどう使えば現場が助かるか」
「医師や看護師の悩みにどう応えるか」
そういった**“相手に寄り添う”提案やサポート**が中心。
だから、未経験の方でも活躍しているんです。