資格の話

世の中には、資格マニアと呼ばれるほど、次々と資格を取得される方がいらっしゃいます。
これは良い・悪いの話ではないのですが、転職活動という視点で見ると、少し違った見方が出てきます。

あくまで一意見として、気軽に読んでいただけたらと思います!


簡単に言えば、「資格よりも“あなた自身”が大切」ということです。

もちろん、転職において必要な資格がある場合、それは要件として提示されているので、取得していることが前提になります。

ただ、そうではない場合――例えば、「普通自動車免許のみでOK」と記載された求人に対して、
「私はこんなにたくさん資格を持っています!」とアピールするのは、あまり好印象を持たれにくいことがあります。

理由はシンプルで、企業が求めている人材像に、その“たくさんの資格”は含まれていないからです。


また、肩書き重視のタイプにも見えてしまいやすいというリスクもあります。
企業として知りたいのは、実務経験やこれまでの取り組み、成果などです。
資格がダメなのではなく、「アピールのポイントがずれている」ということですね。


では、「必須資格以外は不要なの?」というと――ここが今回のミソです。

…手のひらを180度クルッと返しますが、“あって損はない”のです。


実際にあったお話です。
ある会社がオフィスを移転することになった際、建物の売却などで「何から手をつければいいのかまったく分からない!」という状況に。
そんなとき、たまたま社員の中に宅地建物取引士(宅建)の資格を持っている方がいて、見積もりや必要な費用の算出、専門用語の整理などがスムーズに進んだそうです。


「そういえば、あなた〇〇って資格持ってたよね?これ分かる?」
そんな一言が、いつかどこかでだれかを助けることになった時に資格を取ってよかったと思うことがくるかもしれません。


資格にあなたが“ついていく”のではなく、
あなたに資格が“ついてきている”

そんなイメージを忘れずにいたいですね。

チラシの裏的な話でした!

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