採用活動に尽力されているご担当者の皆様、お疲れ様です。
我々自身も、基本はご紹介する立場ではありますが、当然ながら自社採用も行っております。
タイトルである「知られて”いない”ことを”知る”」に関してですが、貴社は求職者にどの程度認知されて
いますでしょうか。
誰もが知る超有名企業でしょうか。
エージェントの立場で求職者と面談をしていますと、同業界であっても「その企業を存じ上げません」と伺う機会が
多くあります。
そして、業界が異なってしまえば、その知名度は更に下がります。
コンシューマー向けの商品を取り扱っており、CM放送の多い企業であればまだ異なるかも知れませんが、それ以外はほとんど知られていません。これは、業界内大手にも同様のことが言えます。
世の中には情報発信のツールが溢れております。
「現代人の一日の情報量は、江戸時代の一日分」というお話もよく聞きます。
しかし情報処理能力自体は飛躍的に進化しているわけではありません。
よって、貴社(当社も含め、このブログも含め)の発信や存在は、求職者に届いていないのです。
「エージェントを頼ってください!」と、申し上げたいのではありません。
如何に自社の知名度がないことを理解するかが、採用全体の基本スタンスを構築します。
1)求人票の記載
2)対広告及び対エージェントに向けた企業PR方法
3)選考スピード
4)面接対応
5)クロージング
など、すべてのフェーズに影響します。
面接では、求職者に能動的なエピソードを求める我々ですが、
採用側としても能動的な動きが求められるのが現代の採用競争ではないでしょうか。
ここまでは、”採用側”としての内容でした。
紹介会社といたしましては、これに真摯に向き合い貢献するべく、精進してまいります。